ラフレン

コラーゲンがどんどん増えてプルプルの潤い肌へ
ラフレンはSamyang社の製品で、PCL(ポリカプロラクトン)を主成分とする注入剤です。溶ける糸などに用いられている成分で、最終的にはすべて吸収されてしまいますので、体内に異物が残るということはありません。
Samyang社は、20年の歴史がある医療用縫合糸のメーカーで、世界で使用されているPDOのスレッド原材料の80%を供給している韓国のメーカーです。
ヒアルロン酸に比べて持続期間が非常に長い注入剤のため一度注射をするとその形を保ってくれて、ヒアルロン酸のように少しずつ追加する必要がありません。 注入した部位のコラーゲン生成を促し、ハリや弾力アップにも効果的です。
またエランセよりも粒子が細かく均一でコラーゲン生成力も強いと言われています。
治療概要
ラフレンを注入すると、薬剤の周りにコラーゲンを産生する性質がある為、ボリュームアップに限らず、肌のキメが細かくなり、小じわやハリを改善することができます。
さらに、ヒアルロン酸のように凸凹になるリスクも少なく、法令線やゴルゴ線を改善されたい方にもおすすめです。
また、額を丸くしたい方や頬やこめかみのボリュームアップがしたい方にはとてもおすすめの施術です。
このような方にオススメ
- お肌にハリをだしたい
- しっかりした持続効果のある治療をしたい
- 目もとの小ジワを改善したい
- 首や手を若々しく見せたい
リスク・副作用について
注入部に少量の出血がみられる事があります。
内出血、浮腫みなどが出た場合は1週間〜2週間程度で落ち着きます。
※特に額や頬などの広い範囲は腫れなどが落ち着くまで凹凸が目立つ場合がございますが徐々に落ち着きます。
術後1〜3ヶ月の間は創部が硬くなりますが時間とともに改善します。
稀にアレルギー、感染、痺れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、蕁麻疹、痒み、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛、アナフィラキシーショック、呼吸困難などを生じることがあります。
注入物が血管内に注入されると皮膚の血流が悪くなり血行障害を起こすことがあります。
血流が非常に悪くなると、皮膚の萎縮や壊死を生じることがあります。 ※万が一、このような症状が生じた際はご連絡ください。
治療の流れ
治療前
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STEP01
カウンセリング
ドクターによる診断、カウンセリングを行います。
患者様のご希望をお伺いした上で、治療方針をお伝えし、具体的な治療方法やリスクなどをご説明いたします。ご不明なことや不安などがございましたら、ご納得いくまでご相談ください。
以下の方は、治療できない場合があります。
- 妊娠・授乳中のかた
※上記以外にも、医師の診察時の判断により治療できない場合があります。
治療当日
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STEP01
治療
施術部位にラフレンを注入していきます。
治療後
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STEP01
ご帰宅
注入後は、すぐにご帰宅いただけます。注射のため、針の小さい跡が残りますが自然と消えてなくなります。
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STEP02
治療後の過ごし方について
メイクは術直後から可能です。
シャワー、入浴は当日から可能ですが、体を温めすぎると浮腫が出やすくなりますのでご注意ください。
顔のマッサージや、飲酒、サウナなどは術後1週間から可能です。施術当日はお控えください。
よくある質問
- 副作用はありませんか?
- 手術で使用される医療用の溶ける糸を成分として作られた製剤のため、人体に無害でアレルギーの心配もありません。
- ダウンタイムはありますか?
- 注入による施術のため針の跡が残りますが、メイクでカバーできる程度です。稀に内出血は腫れが出ることがありますが数日で落ち着きます。
- ヒアルロン酸のように注入後に溶かして戻すことはできますか?
- 残念ながら、ラフレンを溶解する薬液はありません。自然に吸収されるのを待つことになります。注入治療が初めての方にはあまりおすすめしておりません。
- 痛みはありますか?
- 注入による施術のため、針を刺す時の痛みがあります。痛みに敏感な方には麻酔を使用いたしますのでご安心ください。