二重埋没法

ダウンタイムを抑えて自然な二重に
二重埋没法は、皮膚のすぐ内側とまぶたの深部を特殊な糸で数ヶ所固定することで、二重のラインを作る治療です。切開法に比べて、腫れや内出血などのダウンタイムの問題が少ないのが特長です。
治療概要
埋没法は、皮膚の内側に特殊な糸を通し、挙筋や瞼板へ固定することで、二重のラインを作る治療です。生まれながらの二重では、眼瞼挙筋の先に伸びる挙筋腱膜が瞼板だけでなくまぶたの皮膚の裏に付着(穿通枝)していて、目を開ける(挙筋が挙筋腱膜を介して瞼板を引き上げる)際に穿通枝が瞼板とともに皮膚を引き込むために二重を作ります。埋没法では、この皮膚を引き込む動きを糸を用いて人工的に再現します。
クイックベーシック法
瞼板or挙筋に糸をかけます。結び目は表側になるベーシックな方法です。
当院の特徴は線状や三角形ではなく、一本ごとに四角形に糸をかける事で取れにくくなっています。1点より2点や3点の方が戻りにくいため、まぶたの厚みや希望のラインに合わせてご提案させていただいております。



ルクス・シックス法
1本の糸を用いて皮膚側6箇所、結膜側6箇所を固定する方法です。
6点固定かつ皮膚側は二重の線のほぼ全長に沿って線状に糸を通すので非常に戻り難い方法ですが、結び目は1箇所なので目立ちません。

ルクスプレミアム法
挙筋にループ状に糸をかけ、糸の結び目を結膜側(まぶたの裏側)作る方法です。表側には全く傷がつかないため当日からメイクが可能な、結び目が目立たない方法です。
1ループよりも2ループ、3ループの方が戻りにくいため、まぶたの厚みや希望のラインに合わせてご提案させていただいております。



傷跡への配慮
傷跡の仕上がりに細心の注意を払うだけでなく、繊細な手術を可能にする微細な器具を駆使しております。内出血や組織の損傷を最少にし、美しさの持続期間にもこだわっています。
このような方にオススメ
- 手軽な施術で二重になりたい
- 費用を抑えたい
- ダウンタイムを抑えたい
- さりげない二重にしたい
リスク・副作用について
術後の腫れは通常1週間以内にほぼ消失しますが、程度や回復期間には個人差あります。また、非常に幅の広い二重にした場合には、2〜3週間ほど腫れが残ることがあります。
腫れがあるうちは、まぶたが十分に開かず、また二重の幅が広く見える場合があります。
二重の幅が同じになるよう細心の注意を払っていますが、それでも術後に左右差が生じることがあります。
感染(化膿):通常は起こりませんが、糸が異物となって炎症が起こり、細菌感染を起こすことがあります。
血腫:術後に出血が起こり、皮膚の下に溜まってしまうことがあります。
麻酔を行う際、注射針によって内出血が起きることがあります。
予想以上に効果の実感が得られない、または修正効果が弱い(取れてしまう場合)ことがあります。
埋没法が向かない、取れやすい方
- まぶたの皮膚、筋肉が厚いor多い
- まぶたの脂肪量が多い
- 極端な幅広二重にしたい
- 埋没法をしたが、すぐに取れてしまった
※上記にあてはまるタイプは、埋没法が不可能ではないですが、もちが悪くなったり、見た目が不自然になったりなどの不都合が生じる可能性が高い可能性があります。特に皮膚や筋肉が厚く、脂肪が多い方の幅広二重は自然な仕上がりにするのが難しく、その場合、切開法のご提案も差し上げる場合があります。
治療の流れ
治療前
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STEP01
カウンセリング
手術の前に診察室でご希望を聴き、鏡を見ながら二重の形と幅を決めます。 これを基に、実際の手術ではベッドに横になって頂いてから、計測により糸でとめる位置を正確にデザインします。
以下の方は、治療できない場合があります。
- まぶたの状態がすぐれない方
※医師の診察時の判断により治療できない場合があります。
治療当日
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STEP01
麻酔
皮膚と眼瞼結膜(まぶたの裏側の粘膜)へ局所麻酔の注射を、結膜には点眼麻酔を施します。
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STEP02
治療後
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STEP01
治療後の過ごし方について
洗顔・シャワーは、翌日から可能です。 ※患部はお湯で流す程度にしてください。
入浴は、腫れが概ね引いてから可能です。
メイクは、1週間後から可能です。
※患部は可能な限り刺激を避けてください。
症例写真
二重埋没【ルクスプレミアム法】
施術前
施術直後
施術内容 | 金額 |
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二重埋没【ルクスプレミアム法 3ループ】(笑気麻酔付) | 300,000円 |
※上記価格はすべて税抜です |
- 施術について
- ずっと一重がコンプレックスだったとのことです。目が小さく見えて目つきが悪く見えるのを改善したいとのことでした。 接客業なので腫れを心配されていたので腫れの少ないルクスプレミアム法の2ループを行いました。 ルクスプレミアム法は結び玉を結膜側から埋没させるため、表に傷ができず、結び玉が目立たない方法です。 当日からメイク可能であるため、内出血が出てもコンシーラーですぐに隠していただけます。 こちらの方は幸い内出血も腫れもほぼなかったとのことで、翌日からお仕事されていたそうです。とても喜んでいただけました。
- 考えられるリスク・副作用
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- まぶたの腫れ、内出血 など
よくある質問
- 埋没法ではまったく腫れないのですか?
- 埋没法は気軽なプチ整形としてとよく出てきますが、巷で良く見られる「切らない、腫れない、痛くない」などの言葉を鵜呑みにするのは危険です。埋没法では、皮膚を「全く切らない」わけではなく、小さく切開を行いますので切開をする以上必ず腫れは起こります。切開法に比べれば軽く、早く引き 術後の痛みはほとんどありませんが、麻酔の注射はある程度の痛みがあります。
- 術後の後戻りはありますか?
- 埋没法はときに二重の埋没した箇所が取れてしまうことがあります。これは、切開法のようなしっかりした癒着が起こりにくいためです。元々の皮膚や筋肉の厚みや硬さ、脂肪の量などによっても左右されるため、後戻りのしやすさには個人差があり、元々の状態によっては、切開法をおススメする場合があります。