ワキガ・多汗症
気になる臭いや、汗を制汗してスッキリ
ワキガ・多汗症の治療は、ワキの下のイヤな臭いやワキ汗をスッキリ解消する手術です。 ボトックス注射による治療や吸引法による治療といった、患者様のお悩みやご希望に合わせた施術を行います。
治療概要
ボトックス注射による治療
注射でワキ汗を抑制。ボツリヌス・トキシンはタンパク質の一種で、筋肉の収縮を弱める働きがあります。ワキの皮膚の浅い部分に注入することで、汗腺の神経に働きかけ、汗の分泌を弱めることができます。
汗腺を取り除くわけではないので、効果は永続的なものではありませんが、約6ヶ月位の間は汗の量を抑えることが可能です。
- ボツリヌス・トキシンの安全性
- アメリカでは、FDA(米食品医薬品局)で認可され、その安全性はすでに確立しています。
- また、注射なので手のひらのような皮膚の薄い部分の手汗を抑える対策も可能です。
吸引法による治療
傷口が非常に小さく、体への負担が少ない治療法です。
吸引法は、脇の下の小さな切開から細い吸引カニューレを挿入し、ニオイの原因であるアポクリン汗腺とエクリン汗腺を除去するワキガ・多汗症の治療法です。ニオイや多汗症が軽減できます。
傷跡への配慮
傷跡の仕上がりに細心の注意を払うだけでなく、美しさの持続期間にもこだわっています。 繊細な手術を可能にする微細な器具を駆使しており、内出血や組織の損傷を最少にするためオプション料金なしで全例にRFメスを使用いたします。
RFメス
- RFナイフならではの微細な切開・凝固
- 過剰な熱変成が抑えられ、組織損傷の少ない微細な切開・凝固を可能にします。
- RFナイフは焦げにくい
- 一般的に細胞の蛋白質は、60~100℃程度で組織凝固が発生し、90~110℃以上で蒸散(切開)が起こると言われています。
- サージトロンは、4.0MHzの高い周波数により、より少ない出力で狭い範囲に熱を集中させることができます。
- 短時間の温度上昇を生み出すことで、炭化組織を少なく抑えることができます。
- RFナイフだから安心
- 1989年のサージトロン発売以来、対極板による熱傷事故の報告はありません。
このような方にオススメ
- 汗が多いと感じる
- 衣服に染みる
- ニオイが気になる、または指摘されたことがある
- ニオイに悩んでいる
リスク・副作用について
ボトックス注射
まれに内出血を起こすことがあります。 内出血が起こった場合でも2週間以内には完全になくなります。
吸引法
腋臭症の治療には最適ですが、多汗症の治療範囲は大きく、この方法で全範囲をカバーできません。 アポクリン腺やエクリン腺などの腺組織は再生力がたいへん強く、再発しても日常生活で気にならない程度です。もし、気になる場合はキズや皮膚が回復する6ヶ月後に再度施術します。
治療について
治療について
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POINT01
治療について
ボトックスは、妊婦および胎児に対する安全性が確立されていません。 妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方はボトックス治療を受けることができませんので、該当する方は必ず医師に申告してください。
授乳婦の方についても同様です。
ボトックス治療後は女性で2ヶ月、男性で3ヶ月間の避妊が必要です。
ボトックス注射治療の流れ
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STEP01
治療当日
両ワキにボトックスを注入するだけになります。
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STEP02
治療後
小さな内出血があっても多少黄色くなることや赤くなる程度です。通常2~3日で消失します。
注射部へのマッサージは、他部位へのボトックスの拡散を防ぐため、施術後3~4日はしないで下さい
吸引法治療の流れ
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STEP01
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STEP02
治療後
数日間、患部を圧迫固定します。
数日間はシャワーのみとなり、患部への刺激は避けてください。
腕を上げたり、重い物を持つことは避けてください。また、激しい運動も控えて下さい。
よくある質問
- 臭いは消えますか?
- 吸引法では、5mm程の小さな切開創より細かいカニューレという管を通して汗腺を吸引します。皮下のアポクリン腺も取り除きますので臭いも軽減します。
- ワキガは遺伝しますか?
- 遺伝は体質などにもよりますが、遺伝的要素はあると言われています。
- 施術後、気を付けることはありますか?
- ガーゼ、テープで固定しますので、腕を高く上げるとことや、激しい運動はお控え下さいませ。
- 傷跡は消えますか?
- 吸引法の場合は、5mm程の切開で済みますので傷はほとんど残りません。ボトックスの場合は、稀に内出血する場合がございますが、2週間以内には完全になくなります。ご安心ください。