豊胸(ハイブリッド法)
ハイブリッド法の豊胸で豊かなバストに。
ハイブリッド法の豊胸は、バッグプロテーゼと脂肪の両方を胸に入れることでバストアップする豊胸術です。 土台となるバッグプロテーゼを脂肪でカバーすることでバッグプロテーゼのボリュームと脂肪の柔らかさを活かすことができます。
インプラント豊胸のデメリットは、大きいサイズのシリコンを挿入すると、脇のあたりなどで、挿入したインプラント(バッグ)の縁の感触がわかりやすいことです。対して脂肪豊胸のデメリットは、生着率に個人差があることと、一度に大きくできるサイズに限界があることです。 この二つのデメリットを解消する方法がハイブリッド豊胸術です。
ハイブリッド豊胸は、脂肪豊胸を併用する分、インプラントバックのサイズを下げて負担を減らすことが可能です。 ただしハイブリッド豊胸のデメリットは、感染のリスクが上がることです。こちらは細心の注意をはらって、手術前の抗生剤の点滴を行うだけではなく、術中、術後のケアをしっかり行ってまいります。
治療概要
シリコンバック挿入と脂肪注入豊胸を組み合わせた施術で、痩せている人でも無理なくバストアップすることができます。シリコンバッグを大胸筋下に挿入し、脂肪を注入するため脂肪の少ない方でもバックが浮いて見えず自然な仕上がりになります。バストの左右差や谷間形成など注入する量を調整可能で見た目と触り心地を自然に整えていきます。
傷跡への配慮
傷跡の仕上がりに細心の注意を払うだけでなく、美しさの持続期間にもこだわっています。 繊細な手術を可能にする微細な器具を駆使しており、内出血や組織の損傷を最少にするためオプション料金なしで全例にRFメスを使用いたします。
RFメス
- RFナイフならではの微細な切開・凝固
- 過剰な熱変成が抑えられ、組織損傷の少ない微細な切開・凝固を可能にします。
- RFナイフは焦げにくい
- 一般的に細胞の蛋白質は、60~100℃程度で組織凝固が発生し、90~110℃以上で蒸散(切開)が起こると言われています。
- サージトロンは、4.0MHzの高い周波数により、より少ない出力で狭い範囲に熱を集中させることができます。
- 短時間の温度上昇を生み出すことで、炭化組織を少なく抑えることができます。
- RFナイフだから安心
- 1989年のサージトロン発売以来、対極板による熱傷事故の報告はありません。
このような方にオススメ
- 痩せていて余分な脂肪が少ない方
- より自然な仕上がりにしたい方
- バストをボリュームアップしたい方
- 触り心地が気になる方
リスク・副作用について
術後2週間程度は腫れや内出血が起きやすい状態です。もし、腫れや内出血が現れても徐々に落ち着いていきます。
バッグを入れることでもともとあった胸の左右の形や大きさの差が強調されることがあります。
バッグの周辺に違和感を感じることがあります。
まれにバッグが破損することがあります。
乳輪や乳頭に知覚異常をきたす場合があります。
まれに、麻酔による副作用や感染のリスクがあります。ほかに、傷跡が目立ったりしびれなどの神経障害が出たりすることもあります。
治癒の過程で皮膚が硬く感じられることがありますが、3〜6ヶ月程度は様子を見てください。
約2週間は脂肪を吸引した所、注入した所はいずれも、強い腫れや内出血が出ることがありますが、徐々に引いていきます。
治療の流れ
治療当日
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STEP01
治療
麻酔後、脂肪採取(脂肪吸引)は、患者さまの太もも内側または下腹部より採取します。 ※脂肪吸引は体のどの部分からでも良いというわけではありません。
脂肪注入には繊維質の少ない脂肪が向いているため、太ももの内側または下腹部より脂肪を採取します。
カニューレと呼ばれる細い管を使い、丁寧に脂肪を吸引するので、吸引部に凹凸ができるリスクは低く、出血も少なく抑えられます。もし吸引部から出血があった場合には、すぐに吸引を終了します。脂肪注入を目的とした脂肪吸引であるため、吸引部が極端に痩せることはありません。
シリコンバッグを挿入(状態に合わせて術式は異なります。)し、脂肪を注入しバランスを整えます。
治療後
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STEP01
治療後の過ごし方について
シャワーは翌日から可能です。傷口は優しく洗って、こすらないようにしましょう。なお、入浴は術後から1週間経って抜糸をした後から可能です。
抜糸するまでは飲酒・喫煙を控えてください。
バストバンドは医師の指示にしたがい、しっかりと着用してください。
ブラジャーの着用は医師が許可するまでは控えてください。
変形のおそれがあるため、術後3ヶ月はバストマッサージをお控えください。
よくある質問
- どのくらいまで大きくできますか?
- 2カップ以上大きくすることが可能です。インプラントバックのサイズを下げて脂肪注入することで自然な仕上がりになります。
- どこから注入するのですか?
- バックを土台としてその上に脂肪を注入していきます。注入した脂肪すべてが生着するわけではないので一部は吸収されますが、定着すると自然な形になります。