東京都銀座の美容外科・美容皮膚科
目の下のたるみを自力で治すことはできる?【美容外科医監修】
目の下がたるんでしまうと、実際の年齢よりも老けている印象になってコンプレックスになる方は少なくありません。
どうにかして目の下のたるみを解消しようと、色々な方法を試している方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
そこで本記事では、目の下のたるみは本当に自力で治すことができるのかを、医学的な視点から解説します。
あわせて、ルクスクリニックが目の下のたるみ治療でご提案している治療方法もご紹介するので、若々しいはりのある目元を取り戻したいと感じている方はぜひ参考にしてください。

Contents
目の下のたるみを自力で治すことはできる?
目の下がたるんでしまう原因は、さまざまなものがあります。
例えば、むくみが原因でたるんで見えている場合は、生活習慣の見直しやマッサージなどで改善できる場合があります。
しかし、加齢による皮膚のたるみや脂肪の突出によるものが原因の場合、セルフケアで改善することは難しいです。
また、むくみの場合も、マッサージの方法が正しくなかったり、強くしすぎたりすると悪化するリスクがあるため注意が必要です。
【原因別】目の下のたるみを自力で治せない理由
目の下のたるみを自力で治すことができないということは、原因ごとに明確な理由があります。
治せない理由について、原因別に解説します。
加齢による皮膚・筋肉・靭帯・骨の変化
加齢による皮膚や眼輪筋の構造の変化(弾力性の低下や菲薄化)、靭帯の弛み、骨の痩せ、またこれらが原因による脂肪の移動は生理的なプロセスであり、セルフケアでは完全に逆転させることはできません。
スキンケアで多少は改善できることがありますが、根本的な治療にはならず、ヒアルロン酸注入などの皮膚科処置やたるみとりといった外科的な処置が必要となることが多いです。
遺伝的要因
遺伝によって、目元の皮膚が薄いなど、たるみが早く現れる場合があります。
遺伝的な要因は変えようがないため、生活習慣やスキンケアである程度予防することはできても、完全に防ぐことは難しいです。
紫外線(UV)
紫外線によって皮膚のコラーゲンやエラスチンが破壊され、弾力が失われることで、たるみが進行します。
また、目元は特に薄い皮膚でできているため、紫外線の影響を受けやすい部分です。
紫外線によるダメージは積み重なることで、徐々に皮膚に深刻な影響を与えます。
日焼け止めを使用することで予防できますが、一度受けてしまったダメージをセルフケアで元に戻すことは難しく、医療的な介入が必要です。
脂肪の移動や膨張
加齢や遺伝的要因、生活習慣によって目の下にある脂肪が下垂することがあります。この脂肪の膨らみが下に落ちることで、目元がたるんで見えることがあります。
脂肪の移動自体はセルフケアでは改善が難しく、脂肪を移動させたり除去したりする治療が必要になります。
【原因別】目の下のたるみ改善にアプローチする治療
ルクスクリニックでは、目の下のたるみに悩まれている方に向けて、医学的アプローチで若々しい目元を取り戻していただくためのご提案をしております。
眼窩脂肪の突出による膨らみ・頬の脂肪や骨の痩せによる窪みが原因で弛んでいる場合
目の下の脂肪が原因でたるんでいるように見えている場合の治療方法と特徴をご紹介します。
脱脂法
下まぶたを押し出す原因である眼窩脂肪を結膜の裏側から除去する方法です。
脱脂法の症例
コンデンスリッチ脂肪注入
脂肪注入により目の下の凹みを修正する方法です。
コンデンスリッチ脂肪注入は、患者様ご自身から採取した脂肪から不純物や壊れた脂肪細胞を取り除き、定着しやすい状態に整えてから注入する治療法です。
ご自身の脂肪を使用するため馴染みやすく、自然な質感が期待できます。
ヒアルロン酸注入でも代用できます。
ハムラ法
ハムラ法には2つの方法があり、どちらも目の下の膨らみと凹みを同時に整えて、下まぶた全体の若返り効果が期待できる治療法です。
| 治療名 | 特徴 |
| ハムラ法 | ・まぶたの外側を切開し、余分な皮膚の除去と脂肪の再配置を行う ・下まつげに沿って切開するので目立ちにくい・皮膚のたるみが強い場合でも対応可能 |
| 裏ハムラ法 | ・まぶたの内側を切開し、脂肪の再配置を行う ・皮膚を切開しないため、ダウンタイムが比較的少ない・皮膚のたるみが少ない方に適した治療 |
ハムラ法の症例
裏ハムラ法の症例
皮膚のたるみが原因の場合
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、目の下のたるみの部分に薬剤を注入することでハリや立体感を補い、自然な若々しさや整った印象を目指していただくことができます。
当クリニックでは、患者様一人ひとりの状態やご希望を丁寧にヒアリングし、使用する薬剤の種類や注入量をご提案させていただきます。
ベビーコラーゲン
ヒト胎盤由来のコラーゲンを使用するベビーコラーゲンは、肌細胞の活性化やボリュームアップ、ハリや小じわの改善などが期待できます。
目の下のような細かな部分にも注入でき、薬剤自体が柔らかいため馴染みやすいといった特徴もあります。
モフィウス8
モフィウス8は、皮膚に刺したマイクロニードルから照射するRF波(高周波)熱エネルギーによって肌の弾力を向上させられる医療機器です。
針の刺激による自然治癒能力作用の活性化と、RF波による結合組織の収縮やコラーゲンの精製促進の相乗効果で目の下のたるみ改善効果が期待できます。
ショートスレッド
通常の糸リフトよりも短く細い糸を皮膚の下へ挿入するショートスレッドは、挿入したいとの刺激によって肌細胞を活性させ、コラーゲンの生成促進効果も期待できるリフトアップ術です。
糸の短さを活かして細かな範囲への対応ができるため、目の下のたるみなど気になる部分へ直接アプローチすることができます。
目の下のたるみを予防する・悪化させないためのセルフケア
目の下のたるみを予防したり、たるんでしまった状態をさらに悪化させないためには、ご自身によるセルフケアも大切です。
紫外線対策
紫外線は皮膚のコラーゲンを破壊し、たるみを引き起こす原因となります。目元も非常に敏感な部分なので、日焼け止めを顔全体に塗ることが大切です。
特に、目元専用のサンスクリーンやUVカットのアイケア製品を使用しましょう。
目元専用のスキンケア
目元専用のアイクリームやジェルを使うことで乾燥を防ぎ、皮膚をしっかり保湿します。乾燥は皮膚の弾力を失わせるので、保湿は重要です。
また、ビタミンCやレチノール(ビタミンA)を含むスキンケア製品もコラーゲン生成を助けるため、目元のたるみに対して効果的です。
日頃から表情を適度に動かす
目の周りの筋肉をよく動かしている人の方が、筋力の低下によるたるみのリスクは少なくなります。
特別なトレーニングは必要ありませんが、表情豊かな人とそうでない人とでは長期で差が出てくるため、日頃から表情筋を動かすことを意識してみましょう。
生活習慣を見直す
たるみだけでなく、皮膚のコンディションは生活習慣と密接に関わっています。
しっかりと睡眠をとる、栄養バランスのとれた食事をとる、禁煙をするといった生活習慣の改善を心掛けてみてください。

関連記事:気になる目の下のたるみを改善したい!原因別におすすめの治療を紹介
まとめ
目の下のたるみが原因で老けた印象になってしまうと、周りからの印象が気になるだけでなく、「もう若くない…」と自信を失う原因にもなってしまいます。
ルクスクリニックでは、このようなお悩みのある方に向けて、目の下のたるみを改善し、患者様一人ひとりが目指す美を手に入れていただくためのお手伝いをさせていただいております。
目の下のたるみを改善し、若々しさや女性としての自信を取り戻したいとお考えの方は、ぜひお気軽にルクスクリニックへご相談ください。