東京都新宿区の美容外科・美容皮膚科
クリトリス包茎とは?セルフチェック方法と治療法について

「クリトリスが常に皮で覆われている」「洗ってもニオイが気になる」など、デリケートなお悩みを抱えている方も少なくありません。
本記事ではこうした「クリトリス包茎」について、詳しい状態やセルフチェックの方法・具体的な治療法まで詳しくご紹介します。

Contents
クリトリス包茎とは?
クリトリス包茎とは、クリトリス(陰核)の先端が皮膚に覆われており、外から見えにくくなっている状態を指します。
主に「副皮」と呼ばれる余剰な皮膚が覆いかぶさっていることが原因です。
- 仮性包茎:皮を指で動かすとクリトリスが露出する状態
- 真性包茎:皮が完全に癒着しており、クリトリスを露出できない状態
ほとんどの場合が「仮性」ですが、なかには皮が剥けない「真性」の方もおり、医療的な対処が必要になる場合もあります。
また、仮性・真性に関係なく、副皮とクリトリスの間に恥垢が溜まりやすくなるため、衛生管理が重要です。
関連記事:クリトスの皮でお悩みの方必見!女性器の疑問をわかりやすく解説
クリトリス包茎による弊害
クリトリス包茎は、単に皮で覆われているだけでなく、さまざまな弊害を生む場合があります。
不衛生になりやすい
包皮の内側は蒸れやすく、恥垢や雑菌が溜まりやすい環境です。
普段の入浴時に汚れを落としきれず、ニオイやかゆみの原因となることも。
性生活に消極的になる方もおり、パートナーとの関係性にも影響を及ぼす可能性があります。
感度の低下
クリトリスは性感度に大きく関係する部位ですが、皮に覆われていると刺激が伝わりにくくなります。
結果として性的な快感が得られにくくなり、性生活の満足度が大きく低下する原因にもなりかねません。
性交時や接触時の痛み
真性包茎で皮膚が癒着している場合、性交時や下着との接触時に痛みが生じる場合があります。
既に痛みがある場合はもちろん、違和感を覚える場合なども、早めに専門医を受診することが大切です。
関連記事:「クリトリスが大きい…」とお悩みの方へ|平均的な大きさや肥大化する原因

クリトリス包茎かどうかセルフチェックする方法
自分に合った対策を行う前に、まずはセルフチェックでクリトリス包茎かどうかを判断するところから始めましょう。
セルフチェックの手順
- 手を清潔にする
- 鏡を用意する
- 指をクリトリスの両側に置く
- 指を左右に広げる
- お腹側へ引き上げる
判定のポイント
- クリトリスが露出する場合
→ 仮性包茎であり、多くの女性が当てはまる一般的な状態 - クリトリスが全く露出しない場合
→ 真性包茎の可能性があり、専門的な治療が必要
注意点
- 無理に力を入れない
→強く引っ張ると痛みや出血の原因になるため、やさしく行うことが大切です。 - 判断が難しい場合や不安がある場合
→自己判断が難しい場合は、婦人科や美容外科など専門の医療機関に相談しましょう。

クリトリス包茎を改善する治療法について
クリトリス包茎は、セルフケアだけで根本的な解決はできません。
クリトリス包茎術
副皮を適切な範囲で切除し、クリトリスが露出しやすい状態に整える施術です。
性感度の改善だけでなく、衛生状態や見た目の悩みも解消されます。
傷跡が目立ちにくく、日帰りで受けられることも多くなっています。
小陰唇縮小術
副皮と繋がっている小陰唇が肥大している方の場合は、クリトリス包茎術と小陰唇縮小術を同時に行うことで、全体のバランスや見た目を整えます。
ルクスクリニックの小陰唇縮小術は、余分な皮膚の大きさによって重症度を定め、自然なデザインとなるよう調整しながら行います。
時間が経つにつれて吸収される糸を使った「インスィーム法」をおすすめしており、小陰唇のようにやわらかい組織を丁寧かつ美しく縫うことが可能です。
クリトリス包茎に対するセルフケアの注意点
クリトリス包茎に対するセルフケアとしては、清潔な状態を保つことが一番です。
清潔に保つことが基本
入浴時は、クリトリス周辺をぬるま湯で丁寧に洗いましょう。
無理に皮を引っ張ったり、ゴシゴシと力を入れたりすると、傷ができる恐れがあるため注意が必要です。
指で包皮をやさしく動かす
仮性包茎であれば、わずかな力でも包皮が自然と剥けるはずです。
強く引っ張らなければ動かない場合や、剥く際に痛みを感じる場合は、医療機関へ相談しましょう。
通気性の良い下着選び
蒸れやすい環境では、雑菌の繁殖リスクが高まります。
コットンなど通気性のよい素材でできた下着を選んだり、締め付けの少ないゆったりとしたアイテムを身に着けましょう。

まとめ
クリトリス包茎は決して珍しい状態ではないものの、放置することで衛生トラブルや性的快感の低下・見た目のお悩みにつながることがあります。
ルクスクリニックではクリトリス包茎に関するお悩みを受け付けています。適切な治療をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。