東京都新宿区の美容外科・美容皮膚科
クリトリスの痛みの原因と正しい対処法を知ろう

クリトリスの痛みは、摩擦などの刺激から感染症・ホルモンバランスの乱れなどさまざまな原因が考えられます。
本記事ではクリトリスに痛みを感じる代表的な原因を紹介しながら、セルフケアの方法や医療機関への受診基準まで詳しく解説します。

Contents
クリトリスの痛みの具体的な症状の例
一口に痛みといっても、クリトリス周辺に生じる症状にはさまざまなものがあります。
- ヒリヒリ感
- ズキズキする痛み
- チクチク・ピリピリした痛み
- 腫れや熱感
- かゆみ
- 圧痛(触れると痛い)
- できものや発疹による違和感
- 歩行や衣類の擦れによる痛み
- 性的刺激時の痛みや不快感
- アザや出血を伴う場合もある
こうした症状以外にも、痛みの前触れとして「なんとなく違和感がある」などと感じる方も少なくありません。
クリトリスの痛みがある場合に考えられる原因
クリトリスに痛みを感じる場合、主に以下のような原因が考えられます。
セックスやマスターベーション時の強い刺激や摩擦
クリトリスへ直接的な刺激が加わることで、粘膜に小さな傷が生じやすくなります。
粘膜は腕や足の皮膚に比べて刺激に弱いため、同じ箇所にずっと摩擦が起きていたり、不衛生な手で触れてしまったりすることでも痛みを生じます。
潤い不足・乾燥
デリケートゾーンは皮膚が薄く乾燥しやすいほか、女性ホルモンの低下・ストレスなどでもうるおいが減ってしまいます。
皮膚は水分を保つことによって外部からの刺激に耐えているため、乾燥した皮膚は摩擦による刺激に弱く、通常よりも痛みを感じやすくなります。
洗いすぎ・不適切なケア
清潔な状態を保ちたいからといって、石鹸やボディソープで過剰に洗いすぎてしまうと、皮膚にダメージが及び乾燥や痛み・かゆみを招きやすくなります。
デリケートゾーン専用の石鹸も販売されていますが、同様に洗いすぎには注意が必要です。
感染症
クラミジアや性器ヘルペス・トリコモナスなどの性病にかかると、ズキズキ・ヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
これらの性病では痛みだけに留まらず、発疹や分泌物を伴うこともあるため、異変を感じたときはすぐに医療機関を受診しましょう。
アレルギーや接触性皮膚炎
下着の素材や洗濯洗剤・避妊具の種類などによって接触性皮膚炎が起こると、かゆみ・痛み・発疹が現れることがあります。
これらはアレルギーの原因物質を取り除くまで続くため、何がアレルゲンとなっているのか突き止める必要があります。
ホルモンバランスの変化
月経や妊娠・更年期などでエストロゲンが減少すると、水分の保持能力が弱くなり、粘膜が傷つきやすい状態となります。
このタイミングで摩擦などのダメージが加わることで、痛みやかゆみを招きやすいといえます。
関連記事:【デリケートゾーン】あそこの黒ずみを改善する方法とは?
クリトリスの痛みで病院にかかる判断基準とは
クリトリスに痛みを感じたときは、痛みの強さや他の症状を総合的に判断し、必要に応じて婦人科や形成外科などの専門医を受診しましょう。
痛みが強く数日以上持続する場合
初日から耐え難い痛みを感じる場合や、日に日に痛みが増していく場合は、放置するとさらに症状が悪化する可能性があります。
腫れ・赤み・発熱・分泌物・出血など他の症状を伴う
痛みのほか、腫れや赤み・発熱などの症状を伴う場合は、感染症やクリトリスの炎症が疑われます。
膣から通常とは異なる分泌物が出ているときや、出血が続く場合なども、同様に早めの受診が必要です。
痛みが繰り返し起こる・慢性的に続いている場合
周期的にクリトリスの痛みが生じる場合や、耐え難いほどではない痛みが慢性的に続いている場合、根本的な原因を見直さなければなりません。
自力で原因が分からない場合、医療機関にて詳しい検査を受ける必要があります。

クリトリスの痛み対策でできるセルフケア
クリトリスに違和感や弱い痛みを感じる場合、または今後の痛みを予防したい場合は、自宅でのセルフケアが必要不可欠です。
優しく洗う・清潔を保つ
敏感肌用やデリケートゾーン専用のソープを使い、優しくクリトリスを洗います。
指でゴシゴシと擦るのではなく、あくまでも泡で包むように優しく洗い、ぬるま湯で洗い流しましょう。
摩擦や蒸れを避ける衣類選び
サテンなどのツルツルとした素材は、中が蒸れて乾燥や痛みの原因となります。
排卵期や月経時などの蒸れやすい時期は、コットンでできた通気性の良い衣類を選びましょう。
普段のサイズよりもワンサイズアップし、ゆったりと履けるものを選ぶことも大切です。
デリケートゾーン専用の市販薬を使用
ドラッグストアなどでは、デリケートゾーン専用の抗炎症薬や保湿剤が販売されています。
軽度の炎症や違和感に対して有効とされており、まずは試してみたい方にもおすすめです。
市販薬で改善が見られない場合は、速やかに専門医を受診しましょう。
ルクスクリニックで解決できるクリトリスの痛み
ルクスクリニックでは、クリトリス包茎をはじめとした構造的な問題に対し、専門的な治療を提供しています。
これらはセルフケアでの改善が見込めないため、女性器の治療経験が豊富な医師へ相談する必要があります。
- 衣服や動作時の摩擦痛
- 性交時の痛み
- 衛生トラブルに伴う炎症
クリトリス包茎術では、余分は包皮を切除することにより、慢性的な痛みや不快感を根本的に改善可能です。
適応するかどうかは医師が直接診察を行って判断するため、自分に合う施術が分からない方などもお気軽にご相談ください。
専門医が在籍するクリニックで相談することにより、長年の悩みや周りに相談できない不快感なども短期間で改善を目指せるでしょう。
以下、症例です。
関連記事:「クリトリスが大きい…」とお悩みの方へ|平均的な大きさや肥大化する原因

まとめ
クリトリスは痛みを生じやすい部位ですが、決して放置していてよいことはありません。
本記事を参考にセルフチェックをしつつ、必要に応じて女性器治療に長けた医療機関を受診しましょう。