東京都新宿区の美容外科・美容皮膚科
育乳マッサージは意味ない?効果と正しいやり方とは

マッサージで胸が大きくなるといった情報もありますが、実際のところ医学的な裏付けがあるのか不安に思う方も少なくありません。
本記事では育乳マッサージの効果や正しいやり方・注意点までを分かりやすくご紹介します。

Contents
育乳マッサージは意味ない?
結論からいうと、「育乳マッサージだけでバストサイズが大きくなる」といった明確な医学的根拠はありません。
実際に、胸がワンサイズアップするような効果がマッサージだけで得られるとは言い難いでしょう。
マッサージに頼りすぎるのではなく、バストのサイズダウンや形の崩れが起きる原因を見直したり、必要に応じて美容医療など直接バストアップが叶う方法を検討したりすることが大切です。
とはいえ、育乳マッサージを行う意味がまったくない、というわけでもありません。
育乳マッサージには、バストアップの土台となる身体づくりのため、環境を整える効果が期待できるでしょう。
関連記事:胸が大きくなる食べ物を紹介|食でバストの成長をサポート!
育乳マッサージの効果はあるの?
マッサージだけでバストを直接大きくすることはできませんが、以下のような副次的な効果が注目されています。
血行促進・リンパの流れ改善
マッサージによってバスト周辺の血流が良くなると、栄養や酸素が行き届きやすくなります。
リンパの流れも改善され、老廃物や余分な水分の排出もスムーズになるでしょう。
筋肉のコリ改善
連日のデスクワークや慢性的な姿勢の悪さによって、バスト周りの筋肉が凝り固まっている方も珍しくありません。
マッサージでコリをほぐすことにより、身体の動きが改善され、自然と胸を張るような美しい姿勢につながります。
肌の健康維持
適度なマッサージによって血流が促進されると、酸素や栄養が末端に行き渡り、ハリやツヤのある肌を目指せます。
顔だけでなくバストの皮膚もハリ感がアップし、見た目にも若々しい状態をキープできます。
リラックス効果
毎日のルーティンにマッサージを取り入れることによって、ストレスの軽減や自律神経の安定につながります。
気分が落ち着くことでホルモンバランスも安定しやすく、乳腺や筋肉の発達・コラーゲンやエラスチンによるハリ感のアップなどさまざまなはたらきが期待できます。

正しい育乳マッサージのやり方
いくら育乳マッサージがよいものだといわれていても、力任せにバストを揉めばよいわけではありません。基本のポイントと併せてやり方を確認し、バストを労りながらやさしく行いましょう。
- 強く揉みすぎず、優しく行う
- クリームやオイルを使い、肌への摩擦を減らす
- 入浴中やお風呂上がりなど、体が温まっている時に行うと効果的
以上をポイントとして実践してみてください。下記は具体的な手順です。
- バスト周囲をさする・ほぐす
・親指以外の4本の指を使い、バストの丸みに沿って円を描くようにやさしくさする(左右1分ずつ)
・かたい部分やコリは、気持ちいい程度の強さでゆっくりほぐす - バストを下から持ち上げる
・両手のひらをバストの下に当て、下から上へ持ち上げるように優しく支える
・この動きを数回繰り返す - 脇や背中の肉をバストに寄せる
・脇や背中のはみ出したお肉を、手のひらや手根部を使ってバスト中央へ優しく寄せる
・サイドから中央に向かって30秒ほどさする - バスト上下をさする
・両手のひらをバストの上と下に当て、上の手は中央から脇へ、下の手は脇から中央へ、
バストの丸みに沿ってやさしくさする(左右1分ずつ) - 鎖骨や肋骨まわりをほぐす
・グーにした手で鎖骨下や肋骨の間をやさしくクルクルとほぐす
・血流やリンパの流れを促進する

育乳マッサージで注意すべきこと
マッサージのやり方を間違えると、却って逆効果になる可能性があります。
以下に挙げた3つのポイントに注目し、バストのサイズダウンや形のくずれを招くことがないよう注意しましょう。
強い力で揉まない
バストのハリを支えるクーパー靭帯は、非常に繊細な組織です。
強く揉むことで切れたり伸びたりしてしまい、却ってバストが垂れ下がる原因となります。
一度損傷したクーパー靭帯は再び回復することがないため、強い刺激で劣化させないように注意が必要です。

痛みや違和感がある場合は中止する
赤みや腫れ・痛みといった症状がある場合や、普段とは異なる違和感を覚えた場合はすぐにマッサージを中止しましょう。
婦人科系疾患など何らかのトラブルが隠れている可能性があるため、自己流でケアをするのではなく、医療機関へ相談することが大切です。
生理前・生理中は無理に行わない
生理前や生理中は、ホルモンの影響で乳腺が張り、少しの刺激で痛みを感じやすいタイミングです。
この時期はマッサージを控え、バストだけでなく身体全体を労わって過ごしましょう。

本格的なバストアップを目指すなら豊胸手術をご検討ください
短時間でバストアップを目指したい方や、確実な効果を得たいと感じる方は、美容外科で行う施術も選択肢の一つです。
いずれの施術もデリケートな部分のお悩みとなるため、経験豊富で話しやすい医師へ依頼するとよいでしょう。
バストアップ(乳房吊り上げ)
バストアップとは、その名の通り乳房を吊り上げることにより、下垂したバストを上向きかつハリのある形に整える施術です。
乳輪周りの余分な皮膚を切除して行うため、傷跡が目立ちにくく、バストそのもののサイズが小さくなる心配もありません。
豊胸(デコルテのヒアルロン酸注入)
バスト専用のヒアルロン酸を使い、注入する部位を細かく調節しながら施術を行います。
ヒアルロン酸ならではの柔らかい手触りで、本物のバストと遜色ない仕上がりが期待できます。
注射のため傷が残りにくく、周りに知られたくない方にもおすすめの施術です。
豊胸(コンデンスリッチ脂肪注入)
自身のお腹や太ももから脂肪を吸引し、バストへと注入する施術です。
自分の細胞を使うため拒否反応が起こりにくく、気になる部位のダイエットとバストアップが同時にできる点が魅力的です。
豊胸(シリコンバッグ埋入)
豊胸といえばシリコンバッグ、といったイメージも強く、多くの方が挑戦しています。
従来に比べて自然さや安全性が格段にアップしており、5~10年以上長持ちする種類も多数登場しています。
ルクスクリニックでは「Motiva(モティバ)のErgonomix®2」と呼ばれる種類を採用しており、リップリングやカプセル拘縮といったトラブルが起こりにくく、高い耐久性を誇る点が魅力です。
豊胸(ハイブリッド法)
ハイブリッド法による豊胸は、脂肪注入とシリコンバッグ埋入を組み合わせた施術です。
脂肪の柔らかさとシリコンバッグの耐久性の高さを両方取り入れられるため、長期間にわたって自然な仕上がりをキープできます。

まとめ
育乳マッサージにバストを物理的に大きくする効果は期待できませんが、血流やリンパの流れを促進したり、肌の調子を整えたりする点においてまったく無意味なものとはいえません。
正しい方法で無理なく継続するとともに、確実なサイズアップを目指し、医療的なアプローチも視野にいれるとよいでしょう。