エランセM

エランセMとは
しわや窪みにゲル状の注入物を注射する事でボリュームアップを得る『フィラー治療』の一種で、よく知られるヒアルロン酸もこのフィラー治療の一種です。 エランセは、PCL(ポリカプロラクトン)とCMC(カルボキシメチルセルロース)を主成分とする、コラーゲン誘導型フィラーです。 ヒアルロン酸は注入直後が最も効果が高く、その後は吸収・減量するだけですが、エランセは注入直後はCMCが体積を補い即時的なボリュームを出し、時間経過とともにCMCが吸収され、主成分のPCLが吸収過程で線維芽細胞を刺激する事で、コラーゲン繊維が増え、効果が長く持続する事が特長です。
当院で取り扱っているエランセMの持続期間は約2年前後となります。
エランセMは「中間持続型」で、約2年間程度 効果を期待できるタイプとして位置づけられています。
このような方にオススメ
- 法令線(ほうれい線)が気になる方
- マリオネットラインが気になる方
- シワやくぼみが気になる方
- 額のボリューム不足が気になる方
- こめかみのボリューム不足が気になる方
- 頬のボリューム不足が気になる方
- 輪郭の形やハリが気になる方
エランセMリスク・副作用について
ヒアルロン酸と異なり、エランセを分解する薬剤はありませんので自然に吸収されるまで待つことになります。
内出血、浮腫みなどが出た場合は1週間~2週間程度で落ち着きます。
※特に額や頬などの広い範囲は腫れなどが落ち着くまで凹凸が目立つ場合がございますが徐々に落ち着きます。
術後1~3ヶ月の間は創部が硬くなりますが時間とともに改善します。
稀にアレルギー、感染、痺れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、蕁麻疹、痒み、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛、アナフィラキシーショック、呼吸困難などを生じることがあります。
注入物が血管内に注入されると皮膚の血流が悪くなり血行障害を起こすことがあります。
※血流が非常に悪くなると、皮膚の萎縮や壊死を生じることがあります。
※万が一、このような症状が生じた際はご連絡ください。