肛門周囲余剰皮膚切除術
Treatment Overview治療概要
肛門周囲余剰皮膚(肛門皮垂)とは肛門周囲にできる皮膚のたるみのことです。
肛門のたるみは、便秘や出産などの要因で起こりやすく、たるみが強い場合、見た目の問題だけでなく、排便後の清潔が難しくなり、繰り返し拭いても汚れが残ることがあります。そのため、痛みや痒みの原因になることがあります。

肛門周囲余剰皮膚切除術は肛門周囲にできる皮膚のたるみを取り除く治療法です。この手術により、皮膚のたるみが解消され、痛みや痒みが改善する可能性があります。(※診察の際、外痔核や内痔核の可能性がある場合は、肛門科に紹介しております。)

よく比較される治療/関連する治療
Riskリスク・副作用
痛み、腫れ、出血、感染、痛み、血腫、痒みなど
Flow治療の流れ
STEP01 診察・カウンセリング
手術を担当する医師が診察を行います。
希望をお伺いし、適した治療をご提案します。ご不明点やご質問などがあれば、お気軽にご相談ください。
STEP02 撮影
術後の変化を確認するために、施術前の写真を撮影します。
STEP03 デザイン
医師によるマーキング(デザイン)を行います。
ご納得していただけましたら手術の準備を開始します。
STEP04 麻酔
局所麻酔をおこないます。※局所麻酔は手術のご料金に含まれています。
痛みに弱い方や不安が強い方には、麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔をご用意しております。※別途費用がかかります。
STEP05 施術
手術中は麻酔が効いているため、痛みを強く感じることはありません。
アフターケア
治療後は玉ガーゼとガードルで陰部を圧迫し、院内でしばらくお休みいただいた後、ご帰宅となります。圧迫していた玉ガーゼは3日後にご自身で抜去し、ガードルによる圧迫は1週間続けてください。
Treatment period and frequency治療の期間・回数
2回
外縫いの場合、1週間後に受診していただきます。
傷の状態を確認してから抜糸を行います。
中縫いの場合、手術日当日で終了となります。
術後の通院は必要ありません。
※術後気になること、ご不安なことがあれば医師の診察が可能です。
お気軽にお問合せください。
FAQよくあるご質問
A.デスクワークの場合は翌日から仕事をされる方が多いです。
立ち仕事の場合でも翌日から仕事をされる方もいらっしゃいますが、安静にすることでその後の回復が早まるため、2~3日間のお休みを取る方もいらっしゃいます。
A.術後の出血か生理による出血かが分かりにくくなるため、生理期間を避けてご予約をいただいております。急遽生理になってしまった場合は、タンポンをしていただければ治療は可能です。
A.中縫い(インスィーム法)の場合、通常は手術後1週間後、外縫いの場合は1か月後が目安とされていますが、術後経過によって異なる場合があります。
A.治療中は局所麻酔を使用し、痛みを軽減した状態で治療を行います。局所麻酔のみでの治療が心配な方は、麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔のオプションもご利用いただけます。また、術後の痛みが心配な方は「エクスパレル」を使用も可能です。一般的な局所麻酔は術後3~4時間で切れますが、エクスパレルは術後約72時間(3日間)痛みを軽減する持続効果があります。
A.通常、再発のリスクは低いとされていますが、便秘や出産などの要因によっては、再び皮膚のたるみや贅皮が生じることがあります。
Fee費用について
総額 | 236,500円〜369,500円 |
肛門周囲余剰皮膚切除術
外縫い | 220,000円 |
インスィーム法 | 298,000円 |
麻酔クリーム | 11,000円 |
笑気麻酔 | 330,000円 |
静脈麻酔 | 66,000~198,000円 |
外科診察料 | 5,500円 |
当院の施術はすべて保険適応外の自由診療です。
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※未成年者の場合、親権者様の同伴が必要となります。また、同意書・ご本人様、親権者様の身分証の確認が必要となります。
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