コンデンスリッチ豊胸
(コンデンスリッチ脂肪注入)

コンデンスリッチ脂肪豊胸
治療概要
コンデンスリッチ脂肪豊胸は、脂肪注入による豊胸術の一種で、より高い定着率を希望される方に適した方法です。脂肪吸引で採取した脂肪をそのまま注入すると、脂肪細胞のサイズが異なったり、不純物が含まれていることで、定着率が低下し、高い効果を見込むことが難しくなる場合があります。コンデンスリッチ脂肪注入では、自身の太ももやお腹などから採取した脂肪を精製し、不純物や老化で肥大化した脂肪細胞を取り除き、定着しやすい脂肪細胞のみを使用します。無菌状態で脂肪を濃縮し、コンデンスリッチファットとして注入することで、1ccあたりの細胞密度が高まり、より多くの細胞が定着しやすくなります。また、石灰化やしこり、脂肪壊死のリスクが抑えられるのも特徴です。
脂肪細胞は、一度に大量に注入すると酸素不足により生着しにくくなるため、体格に合わせた適切な量で調整することが重要です。脂肪豊胸は、注入量が多ければ多いほど定着するわけではなく、個人差があります。そのため、最大定着量を考慮しながら施術を行います。生着率には個人差があり、必要に応じて2回目の施術を検討することも可能です。また、この施術はバストのボリュームアップだけでなく、脂肪を採取した部位の部分痩せができる点もメリットの一つです。一般的に、脂肪の採取部位は太ももですが、希望に応じて調整することも可能です。
施術の詳細については、カウンセリングでご相談ください。
コンデンスリッチ脂肪注入の特徴
1)自然な仕上がり
自身の脂肪を使用するため、シリコンなどの人工物を使わず、より自然な感触を得ることができます。
2)高い定着率
従来の脂肪注入と比較し、純度の高い脂肪のみを使用するため、定着率が向上します。
3)ボディラインの調整が可能
脂肪を採取する際、太ももやお腹などの気になる部位を部分痩せすることもできるため、ボディラインの調整が同時に可能です。
4)リスクを抑えた施術
精製・濃縮された脂肪を使用することで、しこりや石灰化、脂肪壊死のリスクを低減できます。
コンデンスリッチファットの抽出の仕組みと技術
・脂肪注入のプロセスの比較

当院で大事にしている施術のポイント
当院のコンデンスリッチ豊胸は、患者様の安全性と仕上がりの美しさを大切にし、細部までこだわった施術を行っています。
・解剖学に基づいたマーキングシミュレーション
解剖学的な構造を考慮し、脂肪を単に量を減らすのではなく、体のラインを整えながら自然な仕上がりになるように脂肪採取部位のマーキングを行います。
・脂肪採取部位も美しく仕上げる脂肪吸引
脂肪の取りすぎや凹凸が生じないよう、患者さま一人ひとりの体型や脂肪の厚みに応じた適切な吸引量を見極めながら施術を行います。脂肪吸引後の手触りや滑らかさ、自然な仕上がりにもこだわって施術を行います。
・より低負担で不安を感じにくい静脈麻酔
患者さまがリラックスした状態で施術を受けられるよう、静脈麻酔を採用しています。ご希望に応じて、全身麻酔や硬膜外麻酔を追加することも可能です。術中の安全性と快適さを考慮し、できる限り負担を軽減することを心がけています。
・医学的な根拠に基づいた脂肪注入
脂肪の注入は、解剖学的な知見や臨床研究に基づき、安全性を重視しながら行います。注入する層や量、方法については、医学的な根拠や豊富な経験に基づき慎重に計画し、定着しやすい脂肪注入を目指します。

当院では、女性医師や女性スタッフが初めから最後まで担当いたします。
院長は、これまで多数の症例を手がけており、自身も脂肪吸引を受けた経験があるため、患者様の気持ちに寄り添った施術を大切にしています。手触りや仕上がりの自然さを追求し、細部までこだわった丁寧な施術を心がけています。
<他治療との比較>

*当院ではヒアルロン酸豊胸は行っておりません
リスク・副作用
- 痛み・内出血・腫れ・むくみ・拘縮・感染症・しこり・石灰化・かゆみなど
※詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。
治療の流れ
- STEP01診察・カウンセリング
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手術を担当する医師がカウンセリングを行います。希望をお伺いし、適した治療をご提案します。
ご不明点やご質問などがあれば、お気軽にご相談ください。 - STEP02撮影
- 術後の変化を確認するために、施術前の写真を撮影します。
- STEP03デザイン
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ご希望のデザインを、医師と確認します。
ご納得していただけましたら手術の準備を開始します。 - STEP04麻酔
- 静脈麻酔をおこないます。痛みに弱い方や不安が強い方には、笑気麻酔や硬膜外麻酔、全身麻酔もご用意しております。※別途費用がかかります。
- STEP05手術
- 手術中は麻酔が効いているため、痛みを強く感じることはありません。
- STEP06抜糸
- 約1週間前後に抜糸します。
アフターケア
抜糸後の経過診察などは必須ではありません。経過について不安なことがある場合は、医師による診察が可能です。お気軽にお問い合わせください。
治療の期間・回数
2〜3回(施術1回、経過観察1回、抜糸1回)
脂肪採取部位の傷を解放した場合、翌日にお越し頂き、創部を縫合します。
約1週間前後に行う抜糸以降、通院は必要ありません。
※術後気になること、ご不安なこと等ありましたらいつでも医師の診察が可能です。
お気軽にお問合せください
よくある質問
コンデンスリッチ脂肪豊胸
- ダウンタイムはどのような感じですか?
- 採取部(脂肪を採取した部位)では、2〜3日程度の筋肉痛のような痛みや、1週間ほど圧痛が生じます。内出血は2〜3週間ほど続くがあり、採取部以外にも広がることがあります。また一時的に拘縮が起こる場合があります。注入部(脂肪を注入した部位)では、2~3日程度の筋肉痛のような痛みや、1週間ほど圧痛が生じます。内出血は2〜3週間程度で改善しますが、術後しばらくは麻酔の影響で膨らみやつっぱり感が出ることがあります。仕事や日常生活への復帰については、デスクワークは翌日から可能で、ハードワークは4~5日後から可能です。
- どれくらい脂肪があれば豊胸できますか。
- 目安として、太ももやお腹などから最低でも500~600cc程度の脂肪を採取できる場合、施術が可能です。
- 手術当日はどんな服装で行けばよいですか
- 前開きの服は、手術後に腕を上げずに着られるためおすすめです。脂肪を太ももから採取する場合は、ロングスカートを着用すると術後の部位を隠しやすくなります。靴は、簡単に脱ぎ履きできるヒールのないパンプスやサンダルが適しています。
- 定着後、バストのボリュームが減ることはありますか。
- 手術後、3ヶ月から半年程度で注入した脂肪が定着します。ただし、豊胸手術の有無に関わらず、バストのボリュームは年齢とともに変化することがあります。これは、25歳頃から女性ホルモンの分泌が徐々に減少し、それに伴い乳腺組織が萎縮するためです。また、手術後にダイエットや授乳を行うと、バストのボリュームが減る可能性があります。そのため、近いうちに妊娠を希望されている方には、授乳終了後の手術をおすすめしています。
- どのくらいサイズアップしますか。
- 一般的には1.5カップ~2カップのサイズアップが目安ですが、授乳経験の有無や皮膚の伸展性によって定着率が異なります。定着率は概ね50~80%とされています。
- 豊胸がばれることはありますか。
- 脂肪豊胸は、柔らかく自然な仕上がりであり、傷口も小さいため、他人に気づかれる可能性は極めて低いです。
- 他院の豊胸手術の修正は出来ますか。
- 可能です。シリコンやヒアルロン酸豊胸から脂肪豊胸への切り替えや、他院での脂肪豊胸・ヒアルロン酸豊胸後のしこり除去後の脂肪豊胸も対応しています。まずは診察を行い、状態を確認したうえで適切な治療方法をご提案いたします。
料金
総額 | 1,253,500〜1,671,500円 |
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※当院のコンデンスリッチ豊胸には局所麻酔代が施術代に含まれています。
豊胸_コンデンスリッチ脂肪注入 | 1,100,000円 | |
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豊胸_シリコンバッグ埋入 腋窩法/アンダー法 | 880,000円 | |
豊胸_ハイブリッド(シリコンバッグ+コンデンスリッチ脂肪注入) | 1,485,000円 | |
笑気麻酔 | 33,000円 | |
静脈麻酔 | 66,000円〜198,000円 | |
硬膜外麻酔 | 66,000円 | |
全身麻酔 | 242,000円 | |
外科診察料 | 5,500円 |
※外科診察料は、カウンセリング後6ヶ月以内に手術を受けた場合、施術代金より診察料5,500円を差し引きます。
当院の施術はすべて保険適応外の自由診療です。
症例

施術 Dr奥村智子 施術6週間後

施術 Dr奥村智子 施術1週間後

施術 Dr春山泉 施術6ヶ月後

施術 Dr 春山泉 施術6ヶ月後