東京都新宿区の美容外科・美容皮膚科
【美容外科医監修】本質的に胸を大きくするとは?

「もっと胸が大きければ良いのに」と感じたことのある女性は少なくないでしょう。
巷にはバストアップサプリや矯正下着など、真偽が不確かな情報があふれています。
本記事では、美容外科医監修の元、本質的に胸を大きくする方法についてご紹介します。
後天的な努力から医療的アプローチ・生活習慣の改善まで幅広く確認していきましょう。

後天的に胸を大きくする方法とは
生まれつき胸が大きくなる遺伝子を持っている方もたくさんいますが、大人になってから胸を大きくするにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは自分自身で実践できるバストアップ方法を中心に見ていきましょう。
- リンパマッサージ
- 大胸筋トレーニング
- 豊胸手術
それぞれの方法について詳しくご紹介します。
リンパマッサージ
バストアップ目的で頻繁に目にするのが「リンパマッサージ」です。
これはリンパの流れや血行を促進することにより、バスト周辺のむくみが改善され、肌がふっくらしたりハリが生まれたりする効果が期待できます。
マッサージ自体に乳腺や脂肪を増やす直接的な作用はありませんが、血行を促進することで酸素や栄養が末端まで行き渡り、細胞分裂を促したりコラーゲン・エラスチンの生成を促進したりできるでしょう。
ただし、誤った方法でマッサージを続けると、却って乳腺やクーパー靭帯にダメージを与えてしまう可能性があります。
信頼できる方法を学び、悪影響を与えることのないマッサージを実践しましょう。
大胸筋トレーニング
バスト自体を大きくするのではなく、バストの土台となる「大胸筋」を鍛えることにより、胸の位置を高く、形良く見せることが可能です。
代表的なトレーニングには合掌ポーズや腕立て伏せがありますが、一時的に過剰なトレーニングを行うのではなく、続けやすいレベルでの運動を長く継続することが大切です。
日々のトレーニングによって、筋肉の衰えだけでなく、加齢によるバストのたるみや形の崩れを防止することにつながるでしょう。
一部では「胸筋を鍛えることで胸が小さくなる」と噂されることもありますが、適度な筋肉トレーニングによってバストの見た目を改善できる点には変わりありません。
筋肉によってバストが柔らかさを失ったり、引き締まってサイズダウンしたように見えたりするケースはありますが、長期的に見て美しいバストを保てる方法の一つといえるでしょう。
豊胸手術
バストアップを本格的に目指すならば、もっとも確実な方法が「豊胸手術」です。
マッサージやトレーニングはあくまでも形崩れの予防に効果的であり、実際にバストサイズを大きく変えることは難しいでしょう。
美容外科にて豊胸手術を受けることが、バストアップにおける唯一の有効手段といっても過言ではありません。
胸を大きくする方法【豊胸手術編】
続いて、ルクスクリニックで実際に行っている豊胸手術を5種類ご紹介します。
お望みの形やバストの形状によって適切な施術が異なるため、それぞれの施術内容を確認するとともに、カウンセリングにて自分に合う施術についてご相談ください。
- バストアップ(乳房吊り上げ)
- 豊胸(デコルテのヒアルロン酸注入)
- 豊胸(コンデンスリッチ脂肪注入)
- 豊胸(シリコンバッグ埋入)
- 豊胸(ハイブリッド法)
それぞれの施術について詳しくご紹介します。
バストアップ(乳房吊り上げ)
バストのサイズを単にアップさせるだけでなく、肥大や下垂したバストの過剰な組織を取り除くことで、ハリのある上向きの胸に近づける方法です。
特に加齢や肥満によってバストの形が変わってしまい、バランスの悪さにお悩みの方におすすめです。
バストが上向きになると形がきれいに見えるだけでなく、重さによって起こる肩こりの改善や、バスト下部の皮膚炎を解消できるといったメリットがあります。
乳房吊り上げ術では、乳輪に沿ってメスを入れることから、傷跡が目立ちにくくその後の生活に支障をきたす心配が少なくて済みます。
豊胸(デコルテのヒアルロン酸注入)
デコルテからバストにかけてヒアルロン酸を注入することで、異物感の少ない自然なバストアップを叶えます。
注入する場所や量を調整することにより、一人ひとり異なる「理想の形」を求めやすく、あらゆる患者様に対応できる施術といえるでしょう。
両側のバストを同じように大きくしたい方だけでなく、左右差がある方や授乳後のサイズダウンが気になる方にもおすすめです。
注入されたヒアルロン酸は、時間が経つと少しずつ吸収され、肌なじみの良い状態となります。
豊胸を受けたことを周りに知られたくない方や、できるだけ自然な印象のバストを手に入れたい方にも向いています。
豊胸(コンデンスリッチ脂肪注入)
コンデンスリッチ脂肪注入は、ヒアルロン酸に比べて定着力が強く、長い間自然な仕上がりのバストを保ちたい方におすすめの施術です。
自身の太ももやお腹などから採取した脂肪を使用するため、身体が異物として認識しにくく、その後のトラブルが起こりにくい点もメリットといえるでしょう。
ルクスクリニックでは採取した脂肪の中から不純物や老化した細胞を取り除き、定着しやすい細胞のみを使用しています。
実際に脂肪がどれだけ定着するかは個人差があるため、仕上がりを見てその後の対応を検討することが大切です。
バストアップに加えて希望した部位のダイエットにもつながるため、一石二鳥の施術として人気があります。
豊胸(シリコンバッグ埋入)
豊胸といえばシリコンバッグ、といっても過言ではないほど、多くの方がイメージする施術です。
ルクスクリニックでは世界中の企業が技術を結集して生み出したシリコンバッグ「Ergonomix®2」を使用しており、本物のバストさながらの柔らかさや、高い耐久性・安全性を実現しています。
シリコンバッグの挿入はさまざまな位置から行われますが、ルクスクリニックでは大胸筋下への挿入を主に行っています。
これによりシリコンバッグの位置が安定しやすく、より大きなバストを求める方にも対応しやすいでしょう。
豊胸(ハイブリッド法)
ハイブリッド法とは、その名の通りシリコンバッグと脂肪注入の両方を組み合わせた施術です。
シリコンバッグを土台にすることでしっかりとサイズアップできるのに加え、上から脂肪を注入し、本物のバストに近い柔らかさを実現しています。
シリコンバッグ埋入の異物感や脂肪注入の定着率といった双方のデメリットを補い合うため、長期間施術後の仕上がりが続く点もメリットといえます。

胸を大きくするのをサポートする生活習慣
「生活習慣を変えれば胸が大きくなる」という情報を耳にしたことのある方も多いでしょう。
実際に生活習慣だけで直接的なバストアップを叶えることは難しいものの、女性ホルモンのバランスを整えたり、胸の形を美しく保ったりといった「間接的なサポート」には役立つでしょう。
- 食生活の改善
- 姿勢の改善・補正下着の着用
- 良質な睡眠・ストレス管理
それぞれの生活習慣において注意したいポイントをご紹介します。
食生活の改善
バストの成長をサポートするためには、まず身体全体の健康を整えることが大切です。
バランスの取れた食事を心掛けることはもちろん、「大豆イソフラボン」など、女性ホルモンに似たはたらきをする栄養素を摂取すると良いでしょう。
大豆イソフラボンを摂取するためには、納豆・豆腐・豆乳などの大豆製品を日常的に取り入れることがおすすめです。
過剰摂取は却ってホルモンバランスを崩す可能性があるため、1日あたりの摂取目安である「70~75㎎以内」を意識しましょう。
また、バストの主成分である「脂肪」を健康的につけるため、アボカドやナッツ類・オリーブオイルなどの良質な資質を摂取することもおすすめです。
姿勢の改善・補正下着の着用
日常生活で猫背になっていると、胸が下向きに見えたり、バスト自体が下垂してしまったりするリスクがあります。背筋を伸ばした正しい姿勢を意識することで、バストの位置を高く保ち、自然なボリューム感を得られるでしょう。
また、補正下着やバストアップブラの活用も有効です。これらのアイテムは胸を正しい位置に保ち、周囲の脂肪を集めて形を整えてくれる役割があります。日中はもちろん、寝ている間も「ナイトブラ」を活用し、横になったときの型崩れを防ぎましょう。
良質な睡眠・ストレス管理
バストアップにも役立つといわれる「成長ホルモン」は、睡眠中に多く分泌されることが知られています。
特に22時から2時の「ゴールデンタイム」は、成長ホルモンの分泌がもっとも活発になるでしょう。この時間帯に深い睡眠が取れるよう、睡眠環境を整えることが大切です。
また、慢性的なストレスはホルモンバランスを乱す原因となります。運動や趣味などリラックスできる時間を確保し、精神的な安定を目指しましょう。
一日の中で数時間だけでもプライベートの時間を作り、好きなことに没頭してみることもおすすめです。

【Q&A】胸を大きくする方法に関するよくある質問
最後に、胸を大きくする方法について、いただくことの多いご質問に回答します。
「胸は揉んだら大きくなる」は本当?
よく聞く話ではありますが、「1割は本当で9割は誤解」だといわれています。
たしかに乳腺が刺激されることで発達する可能性はあるものの、それだけで見た目が変わるほどのバストアップ効果は期待できません。
それどころか、過度なマッサージによって、バストを支える「クーパー靭帯」が伸びたり切れたりしてしまうと、胸の下垂につながる恐れがあります。
むやみに揉むのではなく、保湿ケアを兼ねた優しいマッサージ程度に留めておきましょう。
バストアップブラは本当に効果ある?
バストアップブラには、本質的に胸を大きくする効果はありません。
しかし、着用時に胸の形を整えたり、姿勢を矯正したりすることで「見た目のボリュームアップ」を叶えられるでしょう。
また、適切なサイズのブラを着用することで、胸を正しい位置で支え、将来的な下垂を防ぐことにもつながります。
豊胸手術は元に戻りませんか?
豊胸手術には複数の方法があり、それぞれで持続期間が異なります。
シリコンバッグを挿入する場合は半永久的な効果がありますが、ヒアルロン酸の場合は体内に吸収されるため、徐々に元の状態へと戻って行くでしょう。
シリコンバッグ挿入も定期的なメンテナンスが必要となるため、一概に「いつまで」とは言い切れません。
いずれの方法も、事前のカウンセリングで医師と十分に話し合い、希望に合った施術を選ぶことが大切です。
施術後のケアや定期的なメンテナンス方法を学びながら、不明点がある場合は必ず医師へ相談しましょう。

まとめ
胸を大きくする方法として、巷にはさまざまな情報があふれています。
もっとも重要なのは、「本質的に胸を大きくする方法」を学ぶことだといえるでしょう。
栄養バランスの取れた食事や良質な睡眠・姿勢の改善など生活習慣を改めながら、豊胸手術という医療的アプローチも検討してみることが大切です。