東京都新宿区の美容外科・美容皮膚科
【小陰唇肥大】ビラビラが大きいのはどうすれば治せる?

デリケートゾーンの悩みは周りに相談しにくく、一人で抱え込んでいる女性も少なくありません。
特に「小陰唇」と呼ばれるビラビラが人より大きいのではないか、と不安に感じている方も多いでしょう。
本記事では、そんな小陰唇の肥大がなぜ起こるのか、日常生活でできる対策や医療的な治療法までをまとめてご紹介します。
Contents
ビラビラ(小陰唇)が大きくなる原因とは?
生まれたばかりの赤ちゃんはそれほど小陰唇が目立ちませんが、大きくなるにつれてサイズが変わったり色や形に変化が現れたりするようになります。
まずはなぜ小陰唇が大きくなってしまうのか、代表的な原因を5つご紹介します。
- 先天的・遺伝的な要因
- ホルモンバランスの変化
- 加齢によるたるみ
- 摩擦や刺激
- 病気や疾患
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
先天的・遺伝的な要因
生まれつき小陰唇が大きかったり、左右差があったりする方も珍しくありません。
こうした個人差は幼いころには目立ちませんが、大きくなるにつれて顕著になり、自分の身体に不安を感じる方が増えていくでしょう。
これは背の高さや手足の長さ・顔つきなどと同じようにDNA上で決められているものであり、決して珍しいことではありません。
ホルモンバランスの変化
女性は初潮・月経・妊娠・出産・更年期とさまざまなタイミングでホルモンバランスに変化が訪れます。
普通に生活をしていてもバランスが崩れやすい女性ホルモンですが、小陰唇はその女性ホルモンの影響を色濃く受けており、大きくなったり色が濃くなったりしてしまうでしょう。
特に経膣分娩での出産をした後は、陰部に強い刺激が加わり、出産前に比べて小陰唇の大きさが目立つようになる方も現れます。
加齢によるたるみ
小陰唇も身体の肌の一部であるため、顔などと同じように加齢によってたるむ場合があります。
これは皮膚の真皮層に存在するコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少し、弾力が低下することによって起こる現象です。
小陰唇そのものが大きくなったのではなく、ハリを失って垂れ下がったように見える場合は、コラーゲン不足を疑うと良いでしょう。
摩擦や刺激
デリケートゾーンは日常的に刺激が加わりやすい部位であり、小さな刺激が積み重なって小陰唇の肥大を招いている可能性があります。
締め付けの強い下着やムダ毛の剃毛・自転車の振動など、毎日のように摩擦が加わっている場合も少なくないでしょう。
こうした刺激が慢性化すると、皮膚は刺激に耐えられるよう厚く硬くなり、結果として小陰唇が肥大してしまうのです。
病気や疾患
単にサイズが大きいだけだと思っていても、実は病気や疾患が隠れている場合があります。
アトピー性皮膚炎やデリケートゾーンの蒸れ・炎症などが原因である場合や、リンパ浮腫・象皮病を患っている可能性もゼロではありません。
こうした症状は医療機関で適切な治療を受ける必要があるため、なるべく早くかかりつけ医へ相談しましょう。
ビラビラが大きいことによる弊害
小陰唇が大きいと、見た目の問題だけでなく、さまざまな弊害が起こる場合があります。
身体的・精神的それぞれの弊害について確認し、今後のトラブルを最小限に抑えましょう。
身体的な弊害
小陰唇の大きさによってもたらされる身体的な弊害には、以下のような内容が挙げられます。
- 摩擦や痛み
- 排尿トラブル
- 感染症リスク
- 黒ずみ
まず、大陰唇から大きくはみ出すレベルの小陰唇は、歩いたり運動をしたりする際に下着と擦れて痛みが生じる場合があります。
日常的に摩擦が起こりやすく、はみ出した部分が黒ずむ原因にもなるでしょう。
また、排尿時に尿が小陰唇に当たってしまい、飛び散ってしまう可能性も高まります。
下着の中に隙間ができないため蒸れやすく、炎症やカンジダを招きやすい点にも注意が必要です。
関連記事:【デリケートゾーン】あそこの黒ずみを改善する方法とは?
精神的な弊害
続いて、小陰唇の大きさによって起こりうる精神的な弊害についても確認してみましょう。
- 見た目へのコンプレックス
- ストレスや羞恥心
- 性生活への影響
第一に、小陰唇のサイズが気になってしまい、プールや温泉に行けない方も少なくありません。
パートナーがいる方の場合、性行為の際に指摘されるのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。
こうした見た目へのコンプレックスが積み重なり、ストレスによって別の身体的・精神的トラブルが起こる場合もあります。
また、デリケートゾーンに自信が持てないことがきっかけで、性行為へ積極的になれず、パートナーとの関係性に影響を及ぼしてしまう可能性も考えられます。
ビラビラが大きくならないようにする予防法
小陰唇が肥大する原因によっては、セルフケアで完全に予防することが難しい場合があります。
しかしこれ以上の肥大を防ぐために、日常的にできる対策を続けていくことも大切です。
今回は以下に挙げた3つのポイントに注目し、小陰唇の肥大を予防していきましょう。
- 摩擦や圧迫など刺激が加わるのを避ける
- 過度な刺激を避ける
- 保湿と清潔の維持
それぞれの方法について詳しくご紹介します。
摩擦や圧迫など刺激が加わるのを避ける
日常的にできる予防法の中でもぜひ挑戦してほしいのが「摩擦を避ける」といった方法です。
- 締め付けの強い下着やズボンを避ける
- 自転車やバイクに乗る機会を減らす
特に身体に密着するようなピッタリタイプの下着を着用している方は、肌に優しいコットン素材のものや、一回り大きくゆったりと履けるアイテムを選ぶと良いでしょう。
スキニーパンツなどのタイトなボトムスを避け、ワイドパンツやスカートなどを選ぶこともおすすめです。
また、自転車やバイクといった乗り物は、デリケートゾーンに直接刺激が加わるといった特徴があります。
晴れた日はできるだけ歩いてみたり、ドライブがてら自家用車を使ってみたりと、刺激を加えずに済む日を増やしてみてはいかがでしょうか。
過度な刺激を避ける
下着や交通手段だけでなく、直接デリケートゾーンに刺激を加える行動も良くありません。
- トイレや入浴時にゴシゴシ洗わない
- 過剰に触らない
デリケートゾーンを清潔に保ちたいがあまり、排尿時や入浴時にゴシゴシと擦っている方も珍しくありません。
毎日のこうした行動が積み重なると、デリケートゾーンには大きな負担がかかってしまうでしょう。
排尿時にペーパーで優しく抑えることはもちろん、過度な剃毛を避け、専用ソープなどで優しく洗ってあげることが大切です。
保湿と清潔の維持
蒸れやすく、それでいて乾燥にも弱いデリケートゾーンは、入念に保湿をするとともに清潔な状態を保たなければなりません。
- デリケートゾーン専用の保湿クリームなどによるケア
- 生理用品やおりものシートをこまめに交換して不衛生な状態を避ける
ドラッグストアや通販サイトでは、デリケートゾーン専用のクリームやオイルが多数販売されています。
一般的なボディクリームなどでも問題なく使えますが、肌が敏感になっている場合は専用のアイテムを揃えることをおすすめします。
また、生理中やおりものが多い時期などは、こまめにナプキンを交換して清潔な状態を保ちましょう。
ビラビラが大きい時の医療的アプローチ
これまでにご紹介した予防法はあくまでも「予防」であり、既に小陰唇が肥大してしまっている場合は外科的なアプローチが必要となります。
ここでは、当クリニックの小陰唇縮小術についてご紹介します。
小陰唇縮小(インスィーム法)
縫合を内側で行う方法です。後述する外縫いと比べて糸が表面に出ないため、綺麗な仕上がりになることが最大のメリットです。
小陰唇縮小術(外縫い)
デリケートゾーンのように柔らかな組織を施術する際は、縫い方や切除の仕方を問わず、いずれも高い技術が必要となります。
ルクスクリニックでは豊富な経験を有する女医が施術を担当するため、患者様と同じ女性の目線に立つことができ、身体的にはもちろん精神的なお悩みもお気軽にご相談いただけます。
小陰唇縮小を受けるクリニック選びのポイント
最後に、小陰唇縮小術を受ける際、自分に合ったクリニックを選ぶポイントを確認しておきましょう。
- 症例数や実績を確認
- 口コミや評判をチェック
- 施術費用の透明性がある
- カウンセリングを受けてみて判断
それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。
症例数や実績を確認
先ほどもご紹介したように、デリケートゾーンの施術は非常に難易度が高く、豊富な実績と経験が必須となります。
クリニックの公式HPに多数の症例が公開されていたり、医師の実績が細かく紹介されていたりするところを選ぶと良いでしょう。
口コミや評判をチェック
GoogleマップのレビューやSNS・口コミサイトなどを参考に、クリニックの評判をチェックすることも大切です。
実際に来院した方の声を聞くことにより、技術面はもちろん、スタッフの対応や院内の雰囲気なども伝わりやすいでしょう。
施術費用の透明性がある
料金表が明確に提示されており、後からオプション費用などを請求されずに済むクリニックであれば安心して依頼することができます。
施術前には全ての費用に対する見積もりを取り、初診料やアフターケア代・麻酔代なども含めて検討しましょう。
カウンセリングを受けてみて判断
公式HPから良い印象を受けても、実際に来院してみると医師や看護師の対応が悪い場合もあります。
納得できる説明を受けられるか、丁寧に対応してもらえるかなどを確かめるためにも、一度カウンセリングを受けてから判断すると良いでしょう。
まとめ
小陰唇の大きさに悩む方は決して珍しくなく、恥ずかしいことでもありません。
原因や予防法を理解した上で、既に肥大したものに関してはクリニックで施術を受けましょう。
医師の経験や実績・対応の質などを確認し、安心して受けられるクリニックを探すことも大切です。