副皮切除術
Treatment Overview治療概要
副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にあるひだ状の皮膚のことです。「副皮」というのは俗称であり、医学的な正式名称ではありません。
副皮が大きくなる原因は先天的なものであり、生まれつき副皮がない方や複数のひだがある方など、さまざまです。副皮は個人差が大きく、どのような形であっても異常ではありません。そのため、必ずしも手術が必要というわけではありませんが、ひだの間には汚れや垢がたまりやすく、臭いや炎症の原因となることがあります。また、見た目が気になる、左右のバランスが悪いといった理由で、コンプレックスを感じる方もいます。

副皮切除術は、臭いや炎症、見た目やバランスの悪さを解消するために、余分なひだを切除して形を整える手術です。副皮は小陰唇や陰核包皮と一体化していることが多いため、小陰唇縮小術と合わせて施術を行うことが一般的です。

縫合方法
先端をV字に切除し縫合することで、端が分厚くならず、傷跡も目立ちにくくなります。また、外縫い・中縫い(インスィーム法)の両方を採用しており、お好きな方法を選択いただけます。
中縫い(インスィーム法)
皮下・粘膜下を吸収糸(溶ける糸)で縫合し、仕上げに外科用ボンドを使用します。表面には糸が出ないため、術後の見た目が自然に仕上がることが多いです。ボンドの使用により、術後の回復が早まることが期待され、排尿時の痛みを軽減することが見込まれます。
外縫い
皮下・粘膜下を吸収糸(溶ける糸)で縫合し、外側を糸で縫合した後、1週間後に抜糸を行います。中縫い(インスィーム法)に比べて傷の治りに時間がかかり、一時的に傷跡が目立つことがありますが、最終的には中縫いと同じような仕上がりになることが多いです。

※上図は小陰唇縮小術の例ですが、陰核包茎術でも基本的な縫合方法は同様です。
こんな方におすすめ
- 刺激されると皮膚が擦れて痛みがある
- 匂いが気になる
- 介護を受けるために形を整えたい
よく比較される治療/関連する治療
当院の特徴
すべて女性スタッフによる対応で、安心のカウンセリングと施術を
デリケートなお悩みも安心してご相談いただけるよう、カウンセリングから診察、施術まで女性スタッフが一貫して担当しています。
一人ひとりの希望に合わせたオーダーメイドのデザイン提案
ご希望やお悩みを丁寧に伺い、医師が診察のうえで、医学的観点から適切な切除範囲と自然なデザインをご提案します。
経験豊富な医師による、自然さと繊細さを重視した施術
仕上がりの自然さや将来的なバランスも考慮し、経験を重ねた医師が丁寧に施術を行います。機能性にも配慮したデザインを心がけています。
プライバシーに配慮した完全予約制の診療体制
完全予約制・個室対応のため、周囲を気にせずリラックスしてご来院いただけます。プライバシーに配慮した空間でご案内いたします。
Riskリスク・副作用
腫れ・出血・感染・血腫・痛み・痒み・左右差など
Flow治療の流れ
STEP01 診察・カウンセリング
手術を担当する医師が診察を行います。
希望をお伺いし、適した治療をご提案します。ご不明点やご質問などがあれば、お気軽にご相談ください。
STEP02 撮影
術後の変化を確認するために、施術前の写真を撮影します。
STEP03 デザイン
医師によるマーキング(デザイン)を行います。
ご納得していただけましたら手術の準備を開始します。
STEP04 麻酔
局所麻酔をおこないます。※局所麻酔は手術のご料金に含まれています。
痛みに弱い方や不安が強い方には、麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔をご用意しております。※別途費用がかかります。
STEP05 施術
手術中は麻酔が効いているため、痛みを強く感じることはありません。
アフターケア
中縫いの場合、術後の通院は必要ありません。
外縫いの場合、1週間後に受診していただきます。
抜糸後の通院は必要ありません。
Treatment period and frequency治療の期間・回数
1〜2回
外縫いの場合、1週間後に受診していただきます。
傷の状態を確認してから抜糸を行います。
中縫いの場合、手術日当日で終了となります。
術後の通院は必要ありません。
※術後気になること、ご不安なことがあれば医師の診察が可能です。
お気軽にお問合せください。
FAQよくあるご質問
A.デスクワークの場合は翌日から仕事をされる方が多いです。
立ち仕事の場合でも翌日から仕事をされる方もいらっしゃいますが、安静にすることでその後の回復が早まるため、2~3日間のお休みを取る方もいらっしゃいます。
A.術後の出血か生理による出血かが分かりにくくなるため、生理期間を避けてご予約をいただいております。急遽生理になってしまった場合は、タンポンをしていただければ治療は可能です。
A.治療中は局所麻酔を使用し、痛みを軽減した状態で治療を行います。局所麻酔のみでの治療が心配な方は、麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔のオプションもご利用いただけます。また、術後の痛みが心配な方は「エクスパレル」を使用も可能です。一般的な局所麻酔は術後3~4時間で切れますが、エクスパレルは術後約72時間(3日間)痛みを軽減する持続効果があります。
A.副皮の適切な大きさに関する基準はありません。治療が必要かどうか、小陰唇とのバランスなどを見て診察の際にご説明いたします。
A.中縫い(インスィーム法)の場合、通常は手術後1週間後、外縫いの場合は1か月後が目安とされていますが、術後経過によって異なる場合があります。
Fee費用について
総額 | 236,500円〜402,500円 |
片側の場合は下記×0.6の価格です。
小陰唇縮小術は状態により副皮切除の同時施術が必要となる場合がございます。
小陰唇縮小術
外縫い(抜糸あり) | 275,000円 |
インスィーム法(抜糸なし) | 398,000円 |
副皮切除術
外縫い | 220,000円 |
インスィーム法 | 298,000円 |
麻酔クリーム | 11,000円 |
笑気麻酔 | 330,000円 |
静脈麻酔 | 66,000~198,000円 |
外科診察料 | 5,500円 |
当院の施術はすべて保険適応外の自由診療です。
お問い合わせCONTACT
※未成年者の場合、親権者様の同伴が必要となります。また、同意書・ご本人様、親権者様の身分証の確認が必要となります。
下記PDFデータをダウンロードしていただき、ご記入捺印の上ご持参下さい。