二重埋没法

二重埋没法
治療概要

二重埋没法は、メスで切開をせずに医療用の糸を上瞼の内部に通すことで、二重まぶたを作ることができる手術方法です。
まぶたの内部に糸を埋没することから、二重埋没法と呼ばれています。
手術時間は約10～15分です。切開を伴う二重手術と比較するとダウンタイムも約２〜３週間と短期間です。
デメリットとしては、糸が取れてしまい二重が元の状態に戻る可能性があります。半永久的な二重を手に入れたい方は、二重切開法も検討する必要があります。

クイックベーシック法

瞼板もしくは挙筋に糸をかける方法です。結び目は皮膚表面になるベーシックな方法です。
当院のクイックベーシック法の特徴は、線状や三角形ではなく一本ごとに四角形に糸をかけることで二重の持続を強化しています。1点より2点、3点の方が元の状態に戻りづらい傾向があります。何点必要なのかは、まぶたの厚みや希望のラインに合わせて診察時にご提案させていただきます。

ルクス・シックス法

1本の糸を用いて、皮膚表面に6点、結膜側に6点固定す手術方法です。
6点固定かつ皮膚表面には二重の線のほぼ全長に沿って線状に糸を通すため、二重の持続期間を強化することが期待できます。糸の結び目は1箇所のため、糸玉が目立ちづらいことも特徴的です。

ルクスプレミアム法

糸を挙筋にループ状にかけ、糸の結び目を結膜側（まぶたの裏側）に作る方法です。皮膚表面には傷がつかないため、当日からメイクが可能なです。糸の結び目も結膜側になるため、皮膚表面から糸玉は目立ちづらくなります。
1ループよりも2ループ、3ループの方が元の状態に戻りづらい傾向があります。何ループ必要なのかは、まぶたの厚みや希望のラインに合わせて診察時にご提案させていただきます。

よく比較される治療／関連する治療

• 二重切開法
• 目頭切開

よくある質問

他院で受けた二重埋没法が取れてしまい再度手術を受けたいのですが、前回の二重埋没法の糸の抜糸は必要ですか？

現在より二重幅を広げる場合や、同じ二重ラインにかけ直しをする場合であれば、前回の糸の抜糸は不要なことがほとんどです。

術後の腫れや内出血などのダウンタイムはどれくらいですか？

腫れは手術翌日が最も強く、１週間程度で落ち着くことがほとんどです。内出血が生じた場合、２週間程度で落ち着きます。

二重埋没法での手術後に、元にまぶたに戻すことはできますか？

埋没法は、糸で二重のラインになるように留める手術のため、糸を抜糸すれば元にまぶたに戻すことは可能です。ただし、個人差はありますが、ある程度期間が経ってしまうとまぶた自体に二重のクセが定着し、元のまぶたに戻りづらいこともあります。

埋没法での手術後、腫れを早く引かせる方法を教えてください。

腫れを早く引かせるには、血行をよくする行動を避け、保冷剤や氷で患部をこまめに冷やすのが効果的とされています。