東京都銀座の美容外科・美容皮膚科
ほうれい線を消す方法はある？美容外科医がおすすめ治療を紹介
ほうれい線が目立ってしまうと、実年齢よりも老けた印象になったり、疲れている印象になったりして周りからの視線が気になってしまいますよね。
本記事では、気になるほうれい線を消すことはできるのか、ルクスクリニックの美容外科医が医学的視点から詳しくご紹介します。
あわせて、ルクスクリニックがご提案するほうれい線を目立たなくさせる美容施術もご紹介するので、気になるほうれい線を改善して明るい表情を取り戻したいとお悩みの方はぜひ参考にしてください。
ほうれい線を消す方法はある？
ほうれい線は誰にでも存在する「鼻唇溝（びしんこう）」と呼ばれる顔の構造的な溝なため、「完全に消す」ということは不可能です。
しかし、美容医療の進歩に伴い、近年ではさまざまな医学的アプローチでほうれい線を目立たなくさせることは可能です。
本気でほうれい線を消したい方におすすめの美容施術
ルクスクリニックでは、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添い、新たな自分にであっていただくためのお手伝いをさせていただいてきました。
本気でほうれい線を消したい方に向けて、ルクスクリニックがご提案する美容施術をご紹介します。
たるんだ皮膚を物理的に引き上げる施術
たるんでしまったふふを物理的に引き上げる施術には、フェイスリフトや糸リフトによってほうれい線を目立たせなくする効果が期待できます。
フェイスリフト
耳周辺の皮膚を切開して余分な皮膚を取り除くことでリフトアップ効果が得られるフェイスリフトは、皮膚だけでなくたるんでしまった皮下組織を元の位置へ引き上げることができるため、根本からアプローチが可能な施術です。
たるみが大きかったり、溝が深い場合でも効果が期待できますが、切開するため他の施術と比較してダウンタイムが長くなりやすいです。
糸リフト
皮膚の下に、特殊なコグ（トゲ）がある医療糸を挿入してリフトアップ効果が期待できる糸リフトは、ダウンタイムが比較的少ないとされている施術です。
糸の挿入自体でコラーゲン生成が促されるため、リフトアップだけでなく肌のハリ感アップも期待できます。
関連記事：糸リフトの効果を解説｜物理的な引き上げだけではない美容効果とは
皮膚や皮下組織に働きかけて引き締め効果を得る
物理的に引き上げる以外の方法として、医療機器によって皮膚や皮下組織へ働きかけてほうれい線を目立たなくさせる施術もあります。
HIFU（ウルトラフォーマーⅢ）
HIFU（高密度焦点式超音波）は、肌の深い層にあるSMAS層や脂肪層に熱を加えて皮下組織から皮膚の引き締めることができます。
ルクスクリニックではウルトラフォーマーIIIという機器を導入しており、治療後すぐに効果を実感していただけるだけでなく、他のHIFU機器と比較して痛みが少なく、ダウンタイムも少ないといった特徴があります。
インモード
RF（高周波）を照射するインモードは、脂肪細胞を破壊しながら皮膚の引き締めを行うminiFX、そして皮下を肌表面を加熱してコラーゲンの生成を促すFORMAがあり、ルクスクリニックでは患者様の状態を確認させていただいたうえで適切な方法のご提案をさせていただきます。
また、2つのモードを組み合わせたインモードVリフトはそれぞれの特徴を活かし、効果的に脂肪細胞を破壊して皮膚を引き締めるため、小顔効果やリフトアップ効果も期待できる施術です。
ボルニューマー
ボルニューマーは、RF（高周波）によって皮膚の真皮層や脂肪層へ熱を届け、皮下組織の引き締めやコラーゲン生成を促す効果が期待できる美容医療機器です。
痛みを感じるという高周波治療の弱点を軽減する工夫がされており、皮膚へダメージを与えずにしわの改善や肌のハリ感アップ、リフトアップ効果が期待できます。
ボリュームロスが原因の場合は注入治療も視野に
骨の萎縮や脂肪減少によるボリュームロスが原因となっている場合は、注入治療によってボリュームを出すことでほうれい線を目立ちにくくする効果が期待できます。
コンデンスリッチ脂肪注入
コンデンスリッチ脂肪注入は、患者様から採取させていただいた脂肪から不純物や壊れた脂肪細胞を取り除き、健康な脂肪だけをボリュームが欲しい部分へ注入する施術です。
患者様ご自身の脂肪を使うため定着率が高く、自然な質感に仕上がりやすいボリュームアップ方法です。
ヒアルロン酸注入
顔のさまざまなお悩み部分へ対応可能なヒアルロン酸注入は、ボリュームが減ってしまった部分へ注入することで形を整え、自然な輪郭にする効果が期待できます。
ルクスクリニックでは患者様の状態をしっかり確認させていただき、自然な仕上がりになるよう注入量を調整し、顔全体の調和を目指します。
自宅でできるほうれい線対策
すでに深くなってしまったほうれい線をご自身で改善することは難しいですが、セルフケアによって悪化を予防できる場合があります。
また、美容医療と組み合わせていただくことにより、施術の効果をより高められる可能性もあるため、ぜひ参考にしてください。
基本のスキンケア
肌の保湿は特に重要で、ヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水や乳液、クリームを使うことで乾燥を防ぎ、肌の張りや機能を高めてたるみやしわが原因によるほうれい線の悪化を予防することができます。
また、紫外線は肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどを破壊する原因となります。
夏だけでなく、年間を通して紫外線対策をしっかり行うようにしてください。
表情筋トレーニング
口の周りにある筋肉などを鍛えることで表情筋が強化され、皮膚のたるみ予防につながります。
【舌回し体操】
舌の先で歯茎の外側を大きくゆっくりと時計回り・反時計回りにそれぞれ5回ずつ動かす
ただし、トレーニングのやりすぎはかえってシワが深くなってしまう場合があるので注意するようにしてください。
マッサージとツボ押し
顔の皮膚は頭皮と一枚でつながっているため、こめかみ周辺やこめかみから耳の上部へと広がっている側頭筋をほぐしたり、顔の中心付近から頬骨に沿って外側へとマッサージすることも弛んだ皮膚のリフトアップには有効です。
その他にも、次のイラストにあるツボを刺激することによって皮膚のたるみやむくみを改善し、一時的にほうれい線を目立たなくする効果が期待できます。
なお、マッサージをする際は摩擦が強くなりすぎないように注意しつつ、効果を高めるためにも入浴後やスキンケア時の肌が柔らかい状態のときに行うようにしてください。
関連記事：美容外科医が紹介する顔痩せの方法とは！
化粧で目立たなくする！ほうれい線メイク術
目立ってしまったほうれい線は、ちょっとしたメイクの工夫でカバーできる場合があります。
ほうれい線を目立ちにくくするためのおすすめのメイク術をご紹介いたします。
ベースメイクのポイント
まず初めに、メイクののりがよくなるように、しっかりとベースメイクを行いましょう。
【ベースメイクのポイント】
- メイク前に保湿やパックを行い、肌の表面をなめらかに整える。
- 下地は明るめでトーンアップ効果のあるものがおすすめ。
乾燥・凹凸ケアタイプを使って、肌全体は薄く、ほうれい線部分にくるくる刷り込むように塗る。
ファンデーションの選び方と塗り方
ベースメイクがしっかりできたら、リキッドやクリームタイプのファンデーションを次のポイントを抑えて塗っていきます。
【ファンデーションのポイント】
- ツヤ感・保湿力があって薄付きのものを選ぶ。
ほうれい線部分は量を控えめに、ヨレを防ぐため軽く置くように塗る。
このとき、ファンデーションを厚く塗りすぎるとかえってほうれい線が目立ってしまうため注意しましょう。
コンシーラーの使い方
コンシーラーは明るめの色（肌よりも半トーン〜ワントーン明るめ）を選び、以下のポイントを抑えて指やスポンジで優しく馴染ませるように塗りましょう。
【コンシーラーのポイント】
- ほうれい線そのものをなぞって塗ると白浮きやヨレの原因になるため、ほうれい線の外側や影になっている部分に「点置き」「横線」「猫ひげ」のようにのせる。
ハイライト・チーク
ハイライトやチークも、ちょっとした工夫でほうれい線を目立ちにくくすることができます。
【ハイライト・チークのポイント】
- パール感控えめのハイライトを、小鼻から頬骨にかけて入れることで、影を飛ばし視覚的にふっくら見せられる
- チークは小鼻より上に入れると頬が上がり、ほうれい線の存在感を弱める効果がある
NG例と注意点
ほうれい線による「溝を埋める」ための厚塗りは、ヨレやひび割れの原因となるため避けてください。
また、メイク直しの際も過度な塗り重ねはさけ、水分ミストなどで馴染ませるようにしましょう。
まとめ
ほうれい線が目立ってしまうと印象が変わり、「老けてみられているかも」「生活に疲れた人だと思われてしまう」など、周りからの印象が気になって暗い気持ちになってしまいますよね。
このように、ほうれい線が原因による悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にルクスクリニックへご相談ください。
患者様一人ひとりの悩みに寄り添い、自然な美しさを手に入れていただくためのお手伝いをさせていただきます。
